47 Blue Chief-Engine Clearances

      2020/08/28

Drive side とpinion sideのレース内径とシャフトとローラーベアリングを測定してクリアランスを計算します。Drive sideは.001。問題はPinion side .0005少し狭いですが数字的にはok. だけど実際に組み込み回してみると少し渋い感じがあったのでローラーベアリングを変えてクリアランス.001に調整。かなりよくなりました。寸法も大事ですが最後は手の感覚で毎回調整しています。

普段、距離を走ったエンジンを開けるとクリアランスが大きくなっている事が普通です。

でもこのエンジンは大体のクリアランスが基準値よりきつく組まれていました。何十年か前にリビルトされているみたいでまだ一度も走った様な感じは無いエンジンです。でもきついのは不思議です。なにかの間違いでは無いかと何度も測り直しましたがやはり狭く組んであります。不思議です。

次はFrywheel end playの調整。ここも分解前はクリアランスゼロでした。

何度も組み直してスラストワッシャーを変え良いクリアランスを確保出来ました。

エンジンスプロケット無しで.023 スプロケット装着して.007。良いクリアランスが出せました。

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