1938 Sport Scout

トランスミッションとプライマリーのオイル交換

プライマリーチェーン調整。少し伸びていました。

新しいオイル。プライマリー側から入れます。

エンジンオイルも交換

オイルキャッチタンク製作。
今まで使ってきたタンクが割れてオイルが漏れていたので新しく作ります。

ドレンボルトも追加

完成。これで床がオイルで汚れなくなる事を願います。

ドライブチェーンをシール付にグレードアップ。

オイル漏れ。ベースガスケットからのように見えますが、タペットカバーの隙間から流れてきたオイルがサイドスタンドで傾いた時に左に流れてきていました。
チーフはオイルリーク対策でシール付きのタペットカバーがありますが、スカウトは対策品がないので少しずつオイルが出てきます。
予定外の腰上をばらすのは気が思いですが、オイル漏れ対策をしたいので頑張ります😐

せっかく分解したのでバルブの当たりやピストンやリングのクリアランスなどもチェックします。

シートの角度確認とバルブを軽く擦り合わせ。

バキュームテスト

タペットカバーに自転車のチューブを被せてリーク対策完了。
自分の39レーサーも同じように対策しています。

インテークマニーホールド周りのリークテスト。

キャブも点検。油面も変わっていなくてok。

ヘッドカバーを洗浄してクラックなどないかもう一度点検。

カバーの取付

マグネット取付と点火時期調整

完成

昨日は40マイル試乗。
タペットカバーからのオイル漏れも止まり安心しました。

648Bigbaseのクランクケースに57ストローカークランクとキャリロのコンロッド。ビッグポートのシリンダーと軽量ピストンやバルブとレーシングカムとリフター、それに合わせ加工した燃焼室。
シリンダーヘッドとノーマルマフラー、鉄のオイルポンプはこだわってオリジナルを使いました。ぱっと見は30sの普通のSport Scout Bobber。速そうに見えないけど速い所が気に入っています。
アクセル開けた時の加速やレーシングサウンドは本当に気持ち良くて病み付きになります。



エンジン組み上げてから450マイル(720キロ)の試乗が終わりました。
さすがにこれだけ走ると愛着湧いて納車したくなくなりますが、長らく待って頂いたオーナー様の喜ぶ顔を想像すると一日でも早く乗って楽しんでもらいたいです🙂
Gt

