1947 Indian Chief/Transmission /Welding

   


47チーフ。トランスミッションの分解、点検。

Oh no..クラック⁇ 😵

洗浄して点検

ミッションマウントにクラック発見…チーフの弱点ですね。

原因は色々あると思いますが、自分が考える対策法はエンジンマウントの曲がりやマウントボルト、ワッシャー類の点検とクランクの芯をしっかり出せば変な振動が無くなりケースの負担が減りクラックを防げると思っています。

あと常に飛ばす人はやっぱり全て壊れやすくなります。

最後はオーナー様の乗り方とメンテと愛⁇

右側も

下側も

ここも…シスターフォークシャフトとチェーンケースカバーのネジ山付近。ボルトが短いと簡単にネジ山が壊れ、長すぎて締め過ぎると割れる原因にもなります。乱暴なギアシフト操作やエンジン回転数に合わないギア操作も全てを傷める原因になると思います。

ギア操作はしっかりクラッチを踏んで焦らずジェントルにお願いします🙏

 

クラックを削り落とします。


削って

削って

溶接完了。鋳物溶接は難しいす…毎回苦戦します。

溶接後の切削

面出し

新たにネジ山製作

マウント部の面出し


ミッションタワーを仮組みしてトルクテスト。


折れていたネジも摘出。


ケース修理完了㊗️
丸一日かかりましたがレプリカケースすらも手に入らないのが今のIndianの現状なので頑張って直していきます。
GT

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