1940 Chief/ Gas Tanks/Cleaning and coating.

リーク修理とテストが終わったタンク

次はコーティング前の洗浄。
オイルラインも外してオイルタンクも洗浄します。

タンクの中は錆と古いコーティングが剥がれた感じで最悪…

錆取り開始

錆び取り剤とチェーンを入れて錆を落とします。

何十回洗ってもまだまだ錆が出ます。
タンクを振りすぎて腕はもうパンパン😐

1日半かけてやっと綺麗になりました。

乾燥

最後に洗浄用シンナーで軽く洗います

乾燥

今回は色付きタイプでコーティングします。

タンクの中を見ながら全てに行き渡るように

コーティング剤が少し硬くなるまでタンクを1時間近くぐるぐる回して完了。

タンク修理、リークテスト、洗浄、コーティングまでで2日半かかりました。
Indianのオリジナルタンクは薄く軽く良く出来ています。
しかし80年近くたったタンクは古いハンダ箇所からガソリンが漏れる事が良くあります。また錆の発生や今までのコーティング剤の剥がれなどでキャブレターを詰まらせ原因になります。
タンク洗浄、修理やコーティングは地味で凄く手間がかかる作業ですが、少しでもトラブルが出にくい車両に仕上がる事を願って取り組んでいます。
ちなみに見た目悪くない漏れない新品レプリカタンクもあります。ペイントで雰囲気出せば区別付きません。個人的には出先でガソリン漏れ何度も経験ありでかなり危険です。絶対にガソリン漏れ無しな方にはレプリカタンクもお勧めです🙂
GT

