46 Green Chief-Primary-Transmission

   

トランスミッションからのギア鳴りが大きい為、分解と点検。
スタート時のジャダーもかなり気になるのでプライマーリー内とクラッチハブ周りなどを点検します。
クラックなど見つからない事を願います🙏


プライマリーケースカバーのドレンボルトの頭がなめていました。慎重に外していきます。

フレームにストッパーが溶接されています。
フレーム側のサイドスタンドのストッパーがすり減ってダメなんでしょうね。フレーム下の裏の方で修正は簡単では無いのでこのワイルドな溶接の見た目が気にならない人達には意外にいいアイデアかも知れませんね。
数年前に一度ストッパーがダメで、キックしてる時にバイクが倒れかかった事があります。
かなり危険なので怪しい車両は、48以降のキックスタンドにアップグレードをお勧めしています。


オイル量が少ない…

右側のパーツも外していきます。

 

キックのリターンスプリングの形が怪しい。


ロックワッシャーは入っているけどロック無し。不思議。


クラッチ用の特殊工具を使って外します。


クラッチは新品ぽい。

まだ新しいグリスが残ってます。


プライマリー周りは綺麗になっていますがクラッチハブにガタがありました。更に分解してみます。

ばらす前にメインシャフトをのエンドプレイを確認。.003”少し狭いので要修正。

ミッションタワーを外して

ギアや動きを点検。
スライダーギアの破損を発見。
ギアを変えながら音を聴いていると2足だけ音が大きくなります。異音の原因はこの辺ですね。カウンターギアとセットでの交換になりそうです💸


特殊工具を使いクラッチハブナットを外すのですが、今回は何をやっても緩みません。
最後にはレンチが広がりナットに合わなくてなってしまいました。
ここは非常に工具がかけづらい所で難しい所です。
いい機会なので工具を直しながら使いやすく改良します。


補強を入れシャフトに当てながら使えるので力が入りやすくなる予定

固定出来てトルクがかかるようになりどうにか緩みました。
原因はロックタイトが塗られていました…

クラッチハブも外れたので、これから洗浄、測定です。

Have a nice weekend 🙂
GT

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