46 Green Chief- Gas Tank

前回の試乗中に調子が悪くなり原因を調べたらキャブまでガスが来ていませんでした。タンクキャップもコックも問題無し。まさかのコックを外してもガスが出て来ません。試しにコックの取り付け部からエアーブローしたらゴボゴボと音がしてガスが出てきました。
原因はタンク内のゴミが詰まり。
お客様に相談して追加作業を頂いたので洗浄とコーティングをしていきます。

ガスとオイルを抜きます。
この車両はOhioのIndian屋さんでエンジンリビルトされているはずだけどオイルが古い気が…

点検していきます。

オイルタンクの中はスラッジがかなりあるので要洗浄。
ガスタンクの中は錆はひどく無いけどなぜかゴミが多いので要洗浄。

念のためリークテスト。左タンクはok

右側のタンクテスト。圧をかけすぎると古いハンダ付けのタンクは中で壁が壊れてオイルとガソリンが混ざってしまいます。
慎重にテストします。

リーク発見。

念のためテストして良かったです。

超低温であぶりながら直します。トーチは、はんだごてより素早く奥まで解けるので便利ですが一瞬で他も溶けてしまうので簡単ではありません。

修正後、リークテスト。

今度は新しい所からリーク発見。

2箇所修正。テストもok

オイルタンクとガスタンクの中を念入りに洗浄


コーティングしていきます。


コーティング完了

メクラには薄くグリスを塗ってあり、ねじ山を守ります。

最後は半乾きのうちに綿棒とアセトンでねじ山の掃除と通路の確認。
夜はシークレットプロジェクトを進めます。
来週あたりからお見せ出来ると思います。
GT

